katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

数直線と座標の関係

中学1年生で、初めて『負の数』を習います。
 
この時、顔を出すのが数直線・・・
 
原点0を境にして、プラスの数(正数)とマイナスの数(負の数)があって、
自然数から整数への数の拡張です。
 
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私も現役時代、最初は解らなかった負の数も、『反対の操作』もしくは、『立場を変えて考える』ことで、理解にいたった覚えがある。
中学数学、最初のハードルは、おそらく負の数の導入ではないだろうか。
 
 
負の数を考えることによって、足し算と引き算の関係が見えてきた。
負の数を足す=引き算
と、
引き算=負の数との加算
という関係が、わかると数の世界は開ける。
 
 
 
今度は平面での位置関係を座標で表すこと。
私は、『数直線を2本用意し、それらを垂直に交わらせる(原点を交点にして)』ことで、2次元の位置情報を記述出来ることに気が付く。
 
グラフは小学生のころに習うが、縦と横の関係が初めて理解できる瞬間は、負の数の導入からである。
 
 
小学算数と中学数学の違いは、『記号の使い方』です。
すなわち、未知数を文字式で書き表すこと。
そして、式の上で、グラフの直線を考えることですね。
 
グラフの傾きやY切片の前に、正比例の関係をイメージできることが、次のステップにいたる、ポイントだと考えます。
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