中学生から高校生になって、数学も飛躍的に複雑になっていく・・・
と、思っている人が多いんじゃないかな?!
高1の1学期、最初の頃は、中学の復習的な内容で、文字式(整式)の展開や
殆んど新しい内容がないので、ふふふっ、楽勝じゃん!!!
と思ったよね。
そして、2学期になると、三角比が登場する。
このあたりで中学まで数学が得意だった生徒が、挫折感を味あうことが
非常に多いのである!
その理由はだいたい以下の様である・・・
①公式が多い
教科書から拾ってみると、数Ⅰ範囲で14個~16個、数Ⅱ範囲でさらに26個くらい出てくる。
②答えが2通りであったり、1通りであったり、3通りあったりする。
③そもそも、サインとかコサインって何???
④書くのめんどくせぇ~~!
etc.
ここまでは、序文です(笑)
今回は、この点に焦点を当てて、『わかる三角比』を目指します。
これを読めば、もやもやしていた不快感・鬱蒼感・複雑怪奇感が一掃されますよ。
ぜひとも、お付き合いください。
では序章:
三角比ってそもそも何? にお答えします。
三角比は、『三角形(直角三角形)の辺の比』のこと。
略して、三角比、、、ふふふ、明解・明快でしょ!
要は辺の比、辺と辺の長さの割合・比率のことなんです。
比(比率)は小学生の頃から扱っていて、2:3 とか言うやつですよ。
そして、記号が出てきます。
sin cos tan
いままでxとかyとかaとかbとかcだったのに
なんでぇ~~~?てな感じ・・・。
割り算は 『÷』、等号は 『=』、三角形は 『△』、合同は 『≡』みたいに、
単に記号なんですよ。
記号に翻弄されてはいけません!
逆に便利な道具だと思いましょ!
だって、
『角度30度の正弦の値』 というよりも
『sin30°』って書くほうが簡単でしょ!
数学は省略が好きなんですよ・・・(笑)
そして、今回の主役、コサインの『コ』の意味に入っていきます。
サインとコサインって、何となく似てますよね!
だって、頭にコって付くだけですから。
じゃあ、この両者には何か密接な関係があるんじゃないか?????
と思うはず。
実は、
サインとコサインの間には、『正と副』の関係があったのです!
英語で書くと、sineとcosineです。
以下、次稿へ・・・