数列の肝、それは、項数を意識すること!
数列は一般的に、anと書かれ、要素表示ですと、{a1,a2,a3,,,,,an}とします。
このとき、項数は、1,2,3、・・・・となり、1~n項までにn項(個)あります。
よくある勘違いですが、
10~100の間に整数は幾つある?
答えは91個
計算は100-9 かまたは、100-10+1 となります。
これはいわゆる植木算ってやつですね。
数列では、その数列にある項数が決定的に重要なんです!
さて、等差数列の一般項ですが、
通常は、上のような数列で、公差を d とすると、
an=a1+(n-1)d のように表せます。
このn-1が難物でして、どうしても展開が1回入るので、1テンポ遅れます。
そこで、以下のように考えてみたらどうでしょう?
仮に、初項a1の前に、第0項:a0 という項が存在するとしたら、
全体の項数はn+1となるので、項と項の間隔を表すのが公差ですから、
公差 d の合計の個数は、n個となり、
公式は、次のように書き換えられます。
an=a0 + nd と、、、
何が良いかといえば、展開操作が無くなり、直感的に計算できる点です。
事前に、a0を求める必要はありますが、これは、
a0=a1 - d なので、暗算で簡単にできちゃいますからネ。
さあ今日から、使いましょう!
計算時間は、1~2秒 早くなります!!
なお、この公式の使用料は無料です・・・(笑)