katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

何がわからないのかを、まず考えよ!

何がわからないのかを、まず考えよ!
 
何がわかれば、解けるのかも、まず考えよ!
 
まずはmy辞書からの格言を2つ示しました。
生徒の話を聞いていると、思うことがある。
それは、生徒自分自身で何がわかっていないのか?がわかっていない!
ことです。
 
だから、具体的に質問出来ないし、『この問題がわかりません。』という言葉しか出てこないのです。
 
生徒からこの言葉が出ると、私は、『じゃあ、何がわかれば、解けるの?』
と聞き返します。
まあちょっと意地悪な質問ですが、行き着くところは、そこなんですから
しょうがないですね。
 
まずは自分の弱点を知ること、わからないところがどこなのか?はっきりさせることが大事
そして、そこを補強する。
その後、
じゃあ、何がわかれば解けるのか?を考える。
という順番になります。
 
多くの生徒がもやもやしている部分というのは、教師はちゃんとわかっています。
でもあえて、質問して(何がわからないの?)と聞いてみる。
そこで、説明出来ない生徒は、ほとんどが基礎知識不足です。
教科書の記述も読まず、例題もやらずに、
チャート式や問題集に走っているからです。
基礎知識が欠落しているのだから、わからないで当然である!
わかるわけがない!
問題の正確な意味すらわかっていない場合も多いですね。
 
それなのに、問題の解き方を教えてくれと、言う・・・
まさに本末転倒、『いいかげん、目覚めなさい!』
                    ・・・(女王の教室の名言より)
と言いたくなるのです。
 
だから、まず、何がわからないのか考えることです。
するとその原因が、基本知識不足であることがわかる、
するとその原因が、定義をきちんと理解していないせいであることがわかる。
するとその原因が、計算力不足であることがわかる、
するとその原因が、通分と、分母を払うを混同していることがわかる、
すると・・・・・・・。
 
このように連鎖する。
 
じゃあ、何がわかればわかるのか?は次のステップということに。
 
まずは自分が何でつまずいているのか認識することから始めましょう。
そこがわかれば、1段階レベルアップしたことになります。
 
わからないことに自信を持ち、正直にわからない部分をさらけ出しましょう。
きっと、あなたのカテキョーは正しい指針を示してくれるはずです。
 
もし満が一、それができない教師なら、首にして私を指名することです。
35年間辛酸をなめ続けた私だから、出来るアドバイスがあるのです。
 
無能教師についていたら、貴方も一緒に無能になっちゃいますよ・・・。