もうかれこれ40年以上家庭教師をしてきましたが、
いま注目の小学4年生が、2人います。
もう涙が出るほど愛おしい生徒です。
今回は、その2人を紹介します。
まず一人目、仮称:りー君 です。(ブルース・リーではありませんよ)
彼は小学4年生、読書好きで、礼儀正しく、わたしが訪問した際には、脱いだ靴をきちんとそろえて反対向きにしてくれます。帰り際には家族総出で、玄関に並び、見送ってくれます。
はっきりいってこんな素敵な家族には出会ったことがないです。
こんな生徒を指導できる喜びをかみしめています。
この子がとても魅力的で、本来は姉の高校2年生の指導なんですが、ついつい彼に指導したくなるのですよ。(本末転倒 (笑))
彼にはとてつもない未来を感じます。家庭教師の勘というもの・・・
将来が楽しみな人材で、兄弟同時指導してて楽しみです。読書好きで知識が豊富な彼は、将来必ずノーベル賞クラスの受賞をして、わたしに牛丼3杯おごってくれる約束をしています。
それまで私は健康で長生きせねばなりません。その日は必ず訪れます。
わたしは死ねないのです。見届けるまで・・・・。
さてもう一人、
彼も男の子、小学4年生です。仮称:た〇〇君。
すでに平方根の意味を知り、階乗計算をこなし、指数法則まで理解している。
つっこめば返ってくる応答性の良さ、冗談も分かる柔軟性、もう指導の折に、
今日は何を教えようかなって思う生徒の一人です。
ピタゴラスの定理にしようか?レピュニット数にしようか、はたまた、対数や三角関数・・・思いは広がる、た君 なのです。
彼は、すでにできる事には、「面倒くさい・・・」と言います。わたしも同じ感覚であり、出来ることを延々と続ける行為は大嫌いでした。もっと、もっと新しいことを、知りたいと思った。
その役目は私の場合は父がしてくれました。小学生の頃、父の蔵書の「高等数学通論」を読み、平方根や三角関数、微積分などに触れ、そこから一気に数学に目覚めました。
人生が変わった瞬間であった気がします。
しかし当時、わたしは割合も%も分からず、中1の頃は1次方程式すら解けなかった。
それが父の一言「イコールを飛び越えると、符号が変わる!」の一言で、方程式が分かり方程式が自在に解けるようになった。
これを機に数学が好きになっていった。
中学生当時、高校は理数科志望、しかし合格はしたものの、蓋を開けてみれば、
まさに補欠合格みたいな体たらく。
初回の実力テストでは数学は1問ミスって95点、その後はすべて満点だった。
国語は満点、英語は赤点ぎりぎりの44点(あぁ~あ!)
もともと化学が好きで小学生の頃、触媒:2酸化マンガンに魅了されて
ノーベル化学賞を取るののが夢だった。当時は薬剤師にも憧れていた。
途中で物理に変更になったが、少年の頃の夢はノーベル賞に憧れていた。
賞金1億円にも魅力はあったが、何よりも子供のころからの夢であったから。
今回はここまで・・・。
家庭教師をやっていて一番幸せなことは、このような将来性のある子供たちと出会えること。
それは偶然のなせる業かもしれませんが、わたしには運命的な出会いであると思わせます。決断してくれたご両親さまや、ご家族との信頼関係、すべてが私の生きがいであり、仕事の誇りになっています。
本当に出会いに感謝であります。
私の生徒たち、思い切り羽ばたけ、そして自分の夢を現実にしよう。