先週から今週にかけて、いま担当している小学5年生のT君に、
三角比の定義と考え方、対数の定義をレクチャーしました。
かなり理解度は高かったですよ。
対数は少しハードルが高いかな?と思いましたが(高2レベル)、意外と容易に
理解してくれた。要は指数形式で書かれた式を、「log」という記号を使って
書き換えただけの式ですから、当たり前っちゃ当たり前。
問題を出してくれというので、log3243=? をちゃんと正解しましたので、
完全理解の領域です。私の方が興奮してきました。
すでに三平方の定理を教えていますので、直角三角形をベースに、
辺の長さの比を、sin・cos・tan と呼ぶのだよと・・・。
一瞬で理解してくれました。(嬉しぃ~~)
図にするとこんな感じなんだけど、まあ言えば「ただの辺の比なんです」
比率を理解した小学生には理解できる範疇ですよね。
因みに私が初めて三角比を知ったのは、小学4年生時代。
父から教わりました。なんか凄くかっこよくて、自慢にしていました。
三角比の定義自体は、次の様なんだけど、
但し、ここでひと工夫するのが、トラちゃんの教え方、
辺の比というよりも、対辺の長さを求める時、その対角であるθ のsinの値と、
斜辺をかけ算すれば良いのだよと。
上図で言えば、AC=AB*sinθ って感じかな。
この方が辺の比として捉えるよりも、直感的に辺の長さと結び付けられる。
私が最初に三角比を覚えた時も、このやり方で覚えました。
当時もなんか、す~~っと理解できた気がしました。
そして、夏休みも後半、学校の宿題がすべて終わったということで、
なにか新しいことを教えて!と私にリクエストしてきたので、
ついに対数まで行ってしまったわけです。
これも彼は15分ほどで理解したもよう。
本日私は最高の日です。
彼の将来が楽しみでしかたがない。
徳島県内で一番高い偏差値の高校に入れてあげるよ。
しかも彼もそれを望んでいる様子。数学の鬼になれっ!(笑)
しかもですよ、前に買った関数電卓の関数ボタンの意味を自発的に聞いてきた。
もうついでに積分の基礎の話までしちゃいました。
完全に和田を超えちゃいました。(笑)
てか、私を超えなきゃ話にならないからね~。
これからも好奇心いっぱいのT君を指導して行きます。