有名なところでは、ケプラーの法則:構成の周りを回る惑星は、楕円軌道を描く。
というのがある。
地球の形も、真球ではなく、楕円回転である。物理・地学の知識となる。
では楕円について正しい認識に向かって、勉強してみよう。ヴィキペディアから引用:
楕円(だえん、橢円ともいう。英: ellipse)とは、
平面上のある2定点からの距離の和が一定となるような
点の集合から作られる曲線である。
基準となる2定点を焦点という。
円錐曲線の一種である。
まずは用語を押さえておこう。
2つの焦点が近いほど楕円は円に近づき、2つの焦点が一致したとき楕円はその点を中心とした円になる。そのため円は楕円の特殊な場合であると考えることもできる。
楕円の内部に2焦点を通る直線を引くとき、これを長軸という。長軸の長さを長径という。長軸と楕円との交点では2焦点からの距離の差が最大となる。また、長軸の垂直二等分線を楕円の内部に引くとき、この線分を短軸という。短軸の長さを短径という。
図形的には、楕円は円錐曲線の一部として解釈できる。
これは、数学の持つ、「対称性」と「統一性」を示している。
用語のまとめ:
- 長軸と短軸の交点は楕円の中心と呼ばれる。
- 長軸を中心で分けた2つの線分は半長軸と呼ばれ、その長さを長半径という。
- 短軸を中心で分けた2つの線分は半短軸と呼ばれ、その長さを短半径という。
- 短径と長径の比は楕円率と呼ばれる。
これが楕円の方程式である。
円の方程式と似ていますね。a,b が1のとき、円になります。
楕円は円の仲間ではなく、円が楕円の仲間だったと言うことです、
これからは楕円を見て嫌々病を起こさないよう、切に祈っています・・・。