katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

何故にこうなる?? 最近の車!

今の車って、普通車でも軽自動車でも、醜悪な形をしています。
それは、、、、燃費を意識してかのフロントガラスが寝た形だから。
たしかに車体自体を流線形に近づけると、空気抵抗が減り、燃費は向上する。
むろんそれはまっこと良いことなんだが、それによって失われる事が多すぎるのだ。
それが私の主張。

私はずっと、自分の車は自分で整備してきた。
まあ素人なので、軽径整備しかできませんがね、・・・

エンジンオイル交換や・フィルター類の交換・エンジンルーム自体の清掃・キャブレターの清掃&潤滑・スロットルバルブの清掃&注油・タイヤ交換・タイヤ空気圧管理・バッテリの充電状態や補充電(電圧および比重と負荷管理)など。
無論ウォッシャー液は自分で補充するし、バッテリー交換も自分でやる。
エアーエレメントの掃除も交換も自分でやる。
何よりもそれが安上がりになるからだ。!
しかも、自分でやることで知識も増えて、さらに自分で看ることで安心感も得られる。
節約にもなるし、自分の愛車に対する愛着も沸く。
すべて良いことづくし!!

自分自身で点検や整備をすることで得られるメリットは数多くあり、故障の予兆を感じたり、事前に故障の予兆を推測したりとか、とにかく自分でエンジンルームを見る習慣は、安全性に役に立つ。
なのに、なのに、、、最近の車の整備性は、凄く悪い!!!
もう最悪レベルの整備性の悪さ・・・
メーカーはなんでこんな車を生産するのだろうか??????????????
もう腹が立って仕方がない。
まともなエンジニアなら、絶対にしないであろう設計なのだから。

まあ上からのお達しだからしょうがない面はありますけどね。

整備性の悪さは、特にエンジンルームに影響しており、(すべて車内空間を広げる目的)最近の車は特別に狭いのである。
狭さは直接整備性に影響し、工具が入りずらかったり、作業性が悪かったり、とにかくエンジンルームが、過密状態なのだ。
いまコロナ禍で、3密を避けろと言っているくせに、まさに3密状態!
阿保かこら!設計者出てこいっ!って気分になる。

ちなみにアメリカなど欧米では、自分の車は自分で看る(管理する)という習慣が文化的に根付いていて、(車文化自体が長いから)
簡単なメンテナンスは自分で行うのが普通。日本人みたいに自分の車であるにもかかわらずエンジンルームを開けたことがないユーザなど皆無だ。"
まあこれは文化の違いなんだが、古くからモータリゼーションが発達した国では、当たり前の行為となる。
つまり「自分の車は自分で看る・管理する」という考え方が根付いているのだ。

今の日本人にはこの感覚が完全に欠如している。無論車好きな人は出来るだけ自分でメンテナンスする場合が多い。
由々しき問題である。
自分が命を預ける自動車を自分で管理しないなんて、まさに暴挙ですよ。

私の言いたいことが、理解できましたでしょうか。
とにかく最近の車は、クソなんです。
ユーザーはメーカーの甘い宣伝文句に騙されて、ろくでもない製品を買わされているという、現状を真摯に把握して、対処しなくてはいけない。
例えば例を挙げると、
最近出た、日産の電気自動車:SAKURA(名前は良いね!)

一見カッコ良さげな外観だが、よく見ると悪いところが露天してくる。
まずはフロントガラスが寝すぎていて、視界が最悪
整備性の悪さ!
価格の高騰!
衝突安全性とか言う前に、視界の良い車を作れよ!!と言いたいです。
自動車にとって最高の性能はエンジン出力やスタイルではなく、
あくまで「安全性」、これが徹底的に欠けているのが今の車。
なんでこうなるの??の世界だ。

安全性こそ車の基本性能だろう?と言いたいのだ。
そのためには、まずは良好な視界が最優先!
燃費が10や20%良くなることより、命を守ることが最重要なのにね。
メーカーも馬鹿だし、ユーザはもっとバカ。
儲かるのは事故で派生した費用を補うための保険会社。
保険会社は事故が増えれば儲かりますから。
メーカと結託して交通事故を誘発しているようなものです。
悪質にもほどがある。

本当にやめて欲しい、人間の命を何と思っているのか???
よく「人の命は、地球よりも重い!」なんて言ってるけど、現実はどんどん事故してお金を払ってねって事なんだよ。
すべて商業主義、誰も真の安全性なんて考えてはいない。これが今の社会の現実です。

本当に腹が立ちますね。
資本主義では、誰かが損をすると、誰かが儲かります。
この原則はまあ良いとしても、安全性能に劣る車を製造して、事故を増やそうとしている現状は看過できません。

私の意見を述べたところで、実例を見てみましょう。

 

最近発売の下記の車、軽自動車初の電気自動車です。
電気自動車自体は、発想的に凄く良いものなんですが、いかんせん経済効果が低い。
この車の値段はいくらでしょうか?
240万~294万円ですよ。

上記車両の値段は、平均を取って250万円換算とした。

差額は平均的なガソリン車と比較して、約倍(130万円)である。

ガソリンと電気という違った性質による、維持費の違いで元を取るには、・・・
ガソリン車の場合:
年間1万キロ程度走行の場合、ガソリン軽自動車の燃費平均20km/L(最近の軽自動車は、平気で25km/Lとか走るものもあります。)として、約85000円。(ガソリン単価170円で計算)・・・軽自動車同士での比較です


電気自動車の場合:
電費:4.8km/kWh (平均的な値)として計算すると、
年間1万キロで、約2083kWhですから、家庭充電で30円/kWhとして

(充電ステーションを利用すると、少し割高になります)

計算すると、約62500円
その差、22500円です。

さて何年で元が取れるでしょうか?
平均的なガソリン軽自動車で、燃費20km/L、車体価格120万円とすると、
値段差は平均値で145万円ですから、
145/2.25=64年 かかります。

実際にはガソリン車では、エンジンオイルやフィルター類など、ガソリン以外の費用も発生します、その額を年間5万円と見積もっても、大きく差は生まれない。

少なく見積もっても約60年かかる訳です。
誰が60年間同じ車に乗りますか?
しかも電気自動車には、バッテリー交換が付きまといます。5~6年ごとに交換したとして、(5.5年間隔で計算)またバッテリ交換費用は75~95万円が相場です。

平均85万円として、
その費用60年間で、11*850000(1回あたりの交換代金)=935万円 ビックリ~~

つまり実質、1000~1065万円の価格になるのです。
軽自動車でこの価格はあり得ません。

でもユーザはころっと、騙されるんですよ。
ほんま日本人は頭が悪い!
まあ経済効果という面で看れば、良いことなんですけどね。
国民がお金を使えば、経済が活発化して、景気が良くなる、という側面もあります。
ただ個人的には大幅に損をします。

まあ資本主義国では、「誰かの損は、誰かの儲けとなる」ので、
すべてが悪いわけではありません。

まさにメーカーの戦略に乗せられているのです。
どんなに高度に設計されていても、60年乗れる車は基本的にありませんよね。

このことに、なぜユーザは気づかないのか?
不思議でしかない。
まあ、何も考えてないのでしょう。
自分で考える事もなく、試算することもなく、言われたままに行動する、、、
それが日本人の特性です。
本当にバカ・阿呆です。

まとめ
実質価格は平均1000万円として再計算すると、120万円のガソリン車と比較して、その値段差は、約1100万円です。メンテ何紙費用を差し引いて見積もって、

1000万円として計算しても、
燃費・電費で計算すると、元を取るには、・・・
10000000/22500=444年 かかります。

まあ、正確に言えば、
電気自動車はエンジンオイル交換は不要で、メンテナンス費用は、バッテリ交換代金を除き、ガソリン車より安いです。
ですがメンテナンス費用を差し引いても、450年くらい、かかるんですよ。

人間450年は生きられません。さらに450年同じ車にに乗りつづけるなんて絶対に不可能ですよね。
すべては、計算が出来ない人間の思い込みです・・・。


因みにこの記事は約4000文字、約1時間半で書きましたので、
時間当たり原稿用紙、4000/1.5=6.6 枚/hです。
私の文章力(作文能力・生産効率)の高さが解かっていただけますか?

(現国教師としても、相当レベル高いと思っています (笑)

 

補足:電費(でんぴ)とは?
電力量消費率 - 電力に関する効率を示す指標。「燃費、燃料消費率」におけるエネルギー源が電力であるもの。
電気自動車や電動オートバイ等における電力消費率。本項で詳述する。
電費(でんぴ)は、電力エネルギー源(各種電源、バッテリなど)の単位容量あたりの走行距離、 もしくは一定の距離をどれだけの電力で走れるかを示す指標である。
燃費と同様に、使用する電力(電圧、電流、周波数)、タイヤ空気圧、路面状況、エンジンオイルの種類、 積載重量、走行パターンなどで変化する。

(完全電気自動車では、エンジンオイルは不要)

 

無論私は電気自動車の未来については肯定的ですが、こうして計算してみると、今はまだ、経済的に採算が全然合いません。
時代が進んでインフラ整備が出来たなら、検討する余地も十分にあります。
そのことを書き添えてこの稿を終えたいと思います。

 

補足の補足:

通常完全な電気自動車では走行中にCO2排出ゼロと謳っていますが、実際はそうではない。

リチウムイオンバッテリ製造の段階で、多量のCO2を発生します。

無論車を製造する過程でも同様で、色々な部品を製造する過程で、どうしてもCO2は発生します。

まあ当たり前のことなんですが、「CO2排出ゼロなんて」ことはあり得ないことなんです。その言葉に騙されるのは軽薄ということになります。

電気自動車全盛の未来は、かなり遠いというほかはありません。

(次稿に続く)