まずは問題から、
「0がびっくりすると、1になるという。これを式で表せ。」 です。
まあなぞなぞなので、答えは他愛のないものです。
0!=1 ですね。
高校数学でもこれは習いますが、それを説明できる生徒は少ないですね。
あらためて考えてみてください。
そうこれは、そう定義したからなんです。ただそう定義したのには理由があって、
「そう定義した方が便利!」だから。
砕いていえば、公式が同じように使えるから、です。
まあ説明は教科書にあるから、ここでは省略します。
なお、定義の拡張をしていくと、さらに 0.5!や -1!なども定義できる
ようになります。
ちなみに、(-1/2)! =√π ・・・ルートパイです。
数学には、上記のような理由でできた定義が数多く存在します。
中学ではべき乗は負でない整数しか扱いません。
高校になるとこれが整数全体に拡張されます。
さらに、
複素数乗まであります。
なぞなぞついでに、√2^√2 や 、π^i なんかも考えてみましょう・・・。
楽しいですよ。