中古車の価格(値段)、あれこれ・・・の続き2です。
前回までで、新車と中古車の車体価格を比べましたが、その差は70万円~370万円
ほど、・・・
もしこの価格差を取り戻すとしたら、多分一生かけても無理です。
仮に新車の燃費が25km/Lとして、旧車が15km/Lと仮定して、年間走行約1万km
とします。ガソリンの価格:今は165円ぐらいですから、
年間で、10000/25*165 円=6万6千円・・・新車、10000/15*165=11万円 となる。
その差44000円ですから、毎年当たり、4.4万円ずつ差額が発生しますね。
これで70万円の差額を相殺するには、70/4.4=約16年かかります!
普通の人は、まず16年間は乗らないですね。
400万の新車で計算すると、その差は370万程度になるので、これで元を取るには、
370万円の差額を相殺するには、370/4.4=約84年かかります!
84年って、0歳から運転して、84歳までのことですよ。絶対にありえない!
無論車のパーツも供給不可能となりますから、実質的には無理な事となります。
ここには車の維持費として、車検代や整備費用は加味していませんが、
これを合算したとしても、1~2割程度の差となるはず。
そりゃ~気に入った車の新車オーナーになるのは、気持ちが良いです。
その裏側では、お金が際限なく減って行ってるのです。
新車に惹かれて(しかも今の新車は驚くほど安全性能が低い)事故率の高い車を買わせて、保険代も嵩む、事故の解決のために払う保険代も嵩む、、、
良いこと何もないです。
みなさん、資源節約の意味も込めて、必ず中古車を買いましょう。
まあ、新車を買うことは日本経済の拡大には寄与しますよ。
でも、自分の経済状況を考えたら、新車は買わない方がお得です。
時給2000円以下の人々は、中古車を買え!
(ちなみに僕の時給は144円/hです)(笑)