この３月～４月は、うちの子供らの卒業～入学が同時進行で（２人は２歳差で、学年は３つ差）、
あわただしく過ぎました。
それぞれ、新しい生活に入り、１週間ほどが過ぎたところ。
息子は最近の雨続きの天候を憎み（中学の頃から通学距離が３倍以上になった）、
娘は機嫌よく汽車＆バス通学と・・・。
今年４月に新入学を果たされた受験生の保護者もひと段落といったところですね。
また、進級して新学年になった生徒たち、新しい教科書を見て、色々な感想を抱いていることかと。
新学年は、新しい不安と心機一転の感覚が交錯し、落ち着かない時期ともなります。
親御さんとしては、生活面や精神面でのサポートを心がけて欲しいです。
話は変わって、春休み中は学校の宿題で、各学年の総整理（総復習)課題が出たと思います。
復習というのは、どこまで行っても、なかなか100％達成できるものではないのです。
教師をやっている私でも、小中高と習った内容を完璧に覚えているわけではありません。
（まあ少し時間があれば、思い出すことは出来ますが）
そこで、復習は復習として必要ですが、完璧を目指す必要はないということも、知っておいて下さい。
これから新しい学習の中で、復習は自然に入っていて、随時実行していけるのです。
ひとつのことを完全にしないと、次に進めないのではないかという不安は、新しい不安を生むばかりで
あまり良い考えではありません。
知識やイメージ、理解といった事項は、学習の度にぱっと完成するのではなくて、
徐々に蓄積されていき、何かの瞬間に、『やっと、解かった！』
という風に訪れるのが普通です。
だから、これからの新しい学習分野に対して、新鮮な気持ちのみで、取り組んでいって欲しいです。
家庭教師はそれを補助するのみです。
主役はあなた自身であり、あなたの『知りたい』という潜在的欲求なのです。
さあ、一緒に勉強して行きましょう！
