katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

数学以上に考える科目:国語!

多くの中高校生に聞くと、
考える科目:数学、物理、・・・と
知識を記憶する科目:英語、社会科・・・と。

むろん完全に間違っているわけでhないですが、わたしは、一番考えることが必要な科目は、
国語と英語であると断言します。

ではなぜそうなるのでしょうか???

少なくとも、高校受験や大学受験科目の数学や物理は、殆んど基本知識の記憶で対処できます。
数学の場合は、少しばかりの『計算力』の部分に、考える要素があると言っても良い。
ですから、数学の成績は、計算力のある人が好成績なんです。

対して、言語である科目の国語と英語、
これらは言語である故、問題の数だけ正解が存在し、いわゆるパターンにはまった問題が少ないといえるからだ。

問題として出される文章は、よほど出題者がうかうかしていない限り、同じ問題はありえない。
たとえ似たような文章があったとしても、その元の文章を書いた人(出題者とは異なるこtが普通)の思想も視点も意見も違うのが当たり前で、その都度、しっかりと内容を読んで回答しなければならないのである。

いわゆる難問や応用問題といった類の場合は、必ずしもそうなっているわけではないが、試験問題の80~90%以上は上のようになる。
英語は、国語に比べて、まだ文法問題や表現の数でこなせる割合が多いから、国語ほど考えることは要求されない、むしろ英単語の数で決まることも多いものだ。
つまり知識の部分の占める割合が大きいということになる。

要は、要求される語彙の数が桁違いなのだ!
英語では、通常国立大で3000~4000語、難関大でも6000~7000くらいだといわれている。
対して国語は、少なくとも万の位である。


そこで、国語の勉強法であるが、
いわゆる教科書の精読では、なかなかこれに対応できない。
無論1つの文章をしっかりと精読することは大事なことで、国語力の増進につながることである」。
しかし、それだけでは全然少ないのである。

そこで、効果的なのは、日々の生活の中で、多くの語彙に触れること
色々な文章を読み、色々な作者の考えに触れることである。

さまざまな分野の本に触れ、読書を多くすることである。
俗に言われることに、国語は読書を多くしても身に付かないと、いうのがある。
それは数冊や数10冊の数ではそうなるということで、数百~数千という数になると、全然違って来る。
ただ、国語学習にそれだけの時間を割いてはいられないのも事実!

だから、即効で国語の成績を上げたい人は、読書は殆んど無駄になる。
それよりも、薄い読解(解説が詳しい問題集等)の本を2.3回と繰り返して読むことを薦めます。

さらに本物の国語力を付けたい人は、やはり語彙の充実と多くの表現に触れておくことが重要だといえる。
普段から、言葉に対し敏感になり、知らない言葉は無くして行こうとする意識が最重要となる。

まとめ:
①教科書を10回・20回と読むと、定期試験では高得点が取れる
②一度は国語の問題集を1冊仕上げる
③さらに上を目指す人は、多読・速読とともに、言葉に対して貪欲になる