まずは問題をどうぞ:
どうですか、
問題を読む前に、『わからねぇ~~』と言った人はいませんか??
でも、意外と簡単なので、気を取り直して、しっかりと問題の意味を読み取ってください。
問題文にある条件をまとめると
①○→○は確率p、×→×は確率p、○→×は確率(1-p)、×→○は確率(1-p)、
②最初は×が出た
③xは3回出ない
④P2とは○が2回出て終了すること
です。
ここまで来ると、(1)はほぼ出来たも同様です。
次に、
操作が終了するパターンを出します。(最初は×ですから)
・×○○
・×○×○
・××○○
この3つしかありません。
そこで各パターン毎に求める確率を計算してみましょう。
×○○ : ×→○ ○→○が起こるので、(1-p)p
×○×○ : ×→○ ○→× ×→○が起こるので、(1-p)^3
××○○ : ×→× ×→○ ○→○が起こるので、(1-p)p^2
以上の3つは同時には起こらないので、それぞれの確率を足します。
求める確率:P2=(1-p)p+(1-p)^3+(1-p)p^2
このままでも正解といえますが、共通因数が含まれるので、因数分解しておくと完璧ですね!
P2=(1-p)p+(1-p)^3+(1-p)p^2
=(1-p){p+(1-p)^2+p^2}
=(1-p)(p+1-2p+p^2+p^2)
=(1-p)(2p^2-p+1) ・・・・・答(1)
ネっ、意外と簡単だったでしょ!
今回の教訓:
①まずは文章嫌いにならず、しっかりと問題を読み、
②具体的にどんなことが起こるのかをイメージして、書き出してみる
③条件を整理し、求められる値は何かを考える
あなたは、何が何でも出来ないと思い込んでいませんか?
まずはチャレンジしましょう!
そこから未来は必ず開ける・・・・・