よく聞く生徒の発言の中に、
『忘れました!』 というのがある。
しかし、殆んどの場合、忘れたのではなくて、そもそも覚えていない、事の方が多いのだ。
忘れるという現象は、一度でも覚えていないと、忘れられない。からだ!
そう、覚えていないのに忘れることは出来ませんよね。
ここから言えることは、
覚えてもないのに、簡単に忘れたと言って片付けている状況が推測できる。
わたしが推奨する記憶法は、
とにかく覚えよ!!!です。
そして、沢山忘れろ!!!です。
一度でも脳に覚えた内容は、忘れても痕跡が残るんです。
そして、2度目、その痕跡に向かって新たに覚えなおしたら、脳は『これは重要な情報だな!』 と勘違いして、記憶が保存されやすい。
これは脳科学の世界でも証明済みのことです。
つまり、何回も忘れて、覚えなおすと、記憶がより確かな記憶領域に格納されていく、のです。
以上のことから、
私が推奨する記憶法は、
『とにかくまず覚えよ
沢山覚えて、沢山忘れろ
でも、また覚えなおせ
すると、必ず覚えられる状態になる。』
です。
要は、繰り返し覚えなおすことで脳を刺激し、一時記憶から長期記憶へ移行していき、
覚えられるのです。
忘れたら必ず覚えなおしていたら、いつか必ず覚えられるということになります。
すべての科目において、この記憶法は有効で、
特に思考回路を経由しない、英単語や漢字、用語の定義、理科や社会の知識取得などには向いているとされています。
覚えまくって
忘れまくって
また覚えなおしまくって
完璧な記憶を目指してください!!!