katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

理解度50%の問題を増やすより、理解度95%の問題を1つの方が良い理由

長いタイトルですが、何を言いたいか解かりますか?

大きな意味で学習の進め方って、色々あります。
たとえば、全体を大まかに理解し、各分野を詳細に攻めて行く。
たとえば、ひとつひとつをきっちりと積み上げて、それを地道に増やしていく。
と、大きく2つのやり方があると思います。

どちらも、良いところー悪いところがあるのは、承知の通りで、、、
どちらかに完全に決めてしまうのは愚行と言える。

ただ、問題の単位で言えば
これは当てはまらない。

あやふやにしか解かっていない問題の数を増やすより、
きっちり理由や原理まで理解した上での1問の方が、断然良いのである。

その理由は、
前者は、時間が経つほどに、ぼんやりしたあやふやな記憶は、さらに薄れてどんどん退化していく。
後者は、かなりのレベルで一度完全理解しているので、時間が経っても殆んど忘れない。
、となるからだ。

例を出しましょう:
英作文の問題です。
『あなたは納豆を食べられますか。』
さて、あなたの回答は???

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Can you eat NATTO? でしたか。
ブーです。

~できますか の文だから、canを使う。
食べるはeatだから、そのまま原形で使用する。
な~んて考えちゃったかな?

これは先に説明した前者のパターンです。
すでに日本語レベルで解釈を間違っているのです。

正解は、Do you eat NATTO? です。
理由は、
元の日本語の意味は、納豆を食べるという能力をあなたは持っていますか?と
聞いているわけではないからです。
『あなたは(習慣として)納豆をたべますか?』と言う事だからです。
だから、英語では現在形を使い、習慣であることの意味を含ませます。

つまり、こう考えた人の知識は、
can はその人の能力的なことを指していることを知らなかったからです。
要は言葉通りそのまま文にしてはダメだと言う例でした。


結論:50%はいくら集まっても、100%にはならない!