前稿:分解すると、何かが見えてくる・・・(整数の掛け算の工夫) の続編です。
さて、突然ですが、あなたはちゃんと『足し算』ができますか?
ばかにするなっ!、出来るに決まってるだろうがぁ~~~という声が聞こえて来そうですが、今回はちゃんとがキーワードです。
たとえば、
6+8 は?
上記の計算は、ちゃんとすると、こうなります:
6+8 = (4+2)+8 = 4+(2+8) = 4+10 = 14・・・答え
そんな面倒くさいことしなくても、暗算で14って分かるぜっ!
という声も聞こえてきます・・・。
上の計算は、以下の様にしても良いです:
6+8 = 6+(4+4) = (6+4)+4 = 10+4 = 14・・・答え
どちらでやってもよいです。
得意な方でやればよい。速い方を選べばよい!
無論ですが、このように式として表して、計算をせよ!
といっているわけではないです。
考え方をそのようにすることが、数学的な論理性につながってくるんですよ!
と言いたいのです。
その理由は、
日頃の数値計算というのは、ほとんどが『10進数』ですから、
全ての足し算、または引き算では、この考え方が通用します。
かっこつけて言うと、所謂、結合法則というものです。
引用ですが、こちらで確認してみてください:http://media.qikeru.me/%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E6%B3%95%E5%89%87%E3%81%A8%E7%B5%90%E5%90%88%E6%B3%95%E5%89%87/
こういう考え方が身について、しっかり計算できている人は、
算数から数学に移行しても、ぐんと伸びてきます。
数学は計算力 なんです。
1000年前も1000年後も変わらない真実です。
小学生のころは、計算して計算して計算しまくってください。
工夫してください。
考えて計算してください。
きっと、数学が得意になります!