katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

こんな質問がありました(ヤフー知恵袋より)

まずは、ヤフー知恵袋から、質問をご覧ください。
 
小学校の算数と、中学の数学の違いです・・・
 
さあどうでしたか?
ちなみに最初(一番下)の回答者が僕です。
真ん中のお二人はちょっと論外としても、ベストアンサーの回答はなかなか良いですね。
 
文章としても正しいし、論理的な考え方をしています。
その点は、十分頷けます。
 
 
算数と数学の違いについて、考えます。
ベストアンサーさんの回答は非常にもっともだと思われたでしょうか?
 
たしかに『思考力』の点で、中学の方がレベルが高いとはいえます。
また『抽象的』という言葉が示すように、中学以降は数学の中に言葉だけではなく
たくさんの『記号』が登場します。
僕は、この記号が算数と数学の違いだと考えています。
 
例を出せば、算数の文章題では、三段論法的に、こうだから ああなる ああなるからそうなる と
理屈で解いていきますよね。
数学では、文章題から方程式をつくり → それを解く → 解を吟味する → 答えにする。といったステップです。
つまり式を作って一般性を失わない形で解くこと、そrこが数学の特徴だといえます。
 
僕の結論は、
数学では記号と定義(数学用語の正確な意味づけ)が重要で、
算数では、ほとんどすべてを言葉で説明していく。
と。
 
 
また、計算力についてもベストアンサーさんが書かれていますが、
僕の多数の経験・実験・知識からいえることは、高校までの算数~数学に関しては、
計算力がすべて!です。
これは100年前も100年先も同じであるはずと・・・。
計算量が画期的に増える数学(中高)では、計算力の充実なしに論理だの語るべきではありません。
 
最後に例を、、、
2次方程式を解いて、X=-2±√5と計算できたとき、この値が瞬時に約0.23と約-4.23と判ること、だと・・・。
値を式でしか見られない人と、だいたいこれくらいの数だと実感してイメージできる人とでは、高校以降の数学の成績で大きな差が生まれます。
これは事実です。
事実以上の説得力は存在しませんからね。