katekyou-nowの日記

数学は計算力であ~る!

悲喜こもごも・・・

昨年私が担当した中三生徒は2名、
一人は志望の高校に合格!・・・A君
一人は高校には合格したが、第1志望高校は不合格、でした。・・・B君
 
本人、保護者、私も悲喜こもごも・・・・・
一応プロの家庭教師としては、この結果は予測の範疇でした。
 
A君は数学は普通の成績だったが、他の教科に比べてちょっと弱く、某カテキョー派遣会社から紹介された。
B君は私が独自に営業し、取ってきた生徒だった。数学を含め英国数は最下位周辺をうろついていた
 
むろんわたしは分け隔てなく指導して来たつもりだ。
2時間の授業のために、最低3時間は予習し(私自身の事です)、全力で指導した。
どちらも素直な子で、よく私の声を聴いてくれた。
出来ることなら、どちらも志望校に行かせてあげたかった。
 
しかし現実は厳しいものである。
明暗を分ける結果となったのです。
 
 
私自身の反省として、B君には気の毒だが、自分の実力を受け入れる事を話しした。
そして、数学以外の面で、人生とか生きる事について話したのだった。
逆に言えば、A君にはそのような話しはなかったわけである。
 
これが今後の彼らの人生にどれほど影響するのかは正確には予測しずらことだが、
順調に行ったA君と。ある意味挫折を経験したB君では、得るものもまた違ったであろう。
 
私が好きな、綾瀬はるかの『世界の中心で愛をさけぶ』での名言:
『何かを失うことは、何かを得ること』というのがある。
すると同じことで、
『何かを得ることは何かを失うこと』とも言い換えられるわけで、
どちらが良かったか?なんて、
人生を終える寸前でしか分からないのである。
 
 
教師である私が祈ることは、
受験で成功したから、人生にも成功する。とは限らないことと、
受験で失敗したから、人生にも失敗する。とは限らないこと。
 
どちらも今後の自分が未来を決めていくと言う現実です。
だから私は、A君にもB君にもエールを贈りたい!
 
最後に笑うのかどうかは、自分次第だということを、、、ネ。